本日は有名大学に入れば幸せになれるわけではない理由についてお話しします。
有名な高校や大学を目指している皆さんも、既に社会人になって働いている皆さんにも参考になれば幸いです。
また、他にも普段の生活で役立つテクニックをご紹介していますので興味のある方は以下のリンクからご覧ください。
この記事を書こうと思った経緯
まずこの記事を書こうと思った経緯についてお話しします。
私がこの記事を書こうと思った理由はずばり、”勉強して有名大学に入れば幸せになれるから勉強しなさい”と教えられてきたにも関わらず現実はそうではないことに気づいたからです。
勉強をしなさいと言われ続けたにも関わらず私は可もなく不可もない大学を卒業し、可もなく不可もない企業に就職してましたが、良くも悪くも真ん中の立ち位置にいたため、下を見るとキリが無い反面非常に優秀な方と関わる機会にも恵まれてきました。
先程例にあげた優秀な方々はその名に恥じず早慶上智などの優秀の大学を卒業しています。
ですがそのような優秀な方々と関わるうちに有名大学卒の学歴と本人が幸せであるかの間に両親から教わってきたような相関関係がないように感じました。
この事実を就職前の学生や既に働いている社会人の皆さんに伝えたいと感じ、この記事を書きました。
次から本題の有名大学に入るだけでは幸せになれるとは限らない理由について紹介していきます。
理由1. 学歴だけではホワイト企業の内定は保証されない
ではなぜ有名大学をするだけでは幸せだと感じる境遇に身を置けるとは限らないのでしょうか。
その理由の1つ目は有名大学を卒業したからといってホワイト企業に入れるとは限らないからです。
有名大学卒業の方の事例を複数見てみると我々の想像以上に仕事が原因でストレスを溜めて生活をしている方がいます。
有名大学を出ている方はもちろん相応に優秀なためたくさん仕事があり、その分長時間働いているいったケースがあります。
終電の24:00まで働いている方や土日も働いている方、はたまた深夜まで働いている方など長時間労働に関しては学歴は直接関係がなく、むしろ優秀な高学歴の方ほど長時間働いているようにすら感じます。
働きすぎて鬱になってしまい体を壊して休職してしまうというケースもあり、その場合給料も出ないため苦しい状況に追い込まれてしまいます。
また長時間働いている場合、おのずと家族と過ごす時間が減るため、価値観によりますが幸せを感じられない方もいるでしょう。
非常に残酷な話ですが本人の優秀さと労働時間の長さには関連性がないんです。
常に時間追われて続けていることを幸せに感じる人はそう多くはないと思います。
働き方によっては自分の自由な時間が極端に制限されてしまうことが有名大学に入っても幸せになれるとは限らない1つ目の理由です。
理由2. 学歴だけでは希望する企業への内定は保証されない
有名大学に入っても幸せになれるとは限らない2つ目の理由は有名大学に入っても大手企業へのエントリー権が手に入るだけで自分の望む企業に入れるとは限らないからです。
これも学生時代の時に勘違いしていたのですが有名大学卒の学歴は大手企業への挑戦権を与えてくれますがあくまでも挑戦権どまり、大学の名前は選考の合否を決定づける物ではありません。
就職活動には学歴フィルターと呼ばれるものを設けている企業もあり、条件を満たさない場合、エントリーシートを出しても読んですらもらえません。
ただ裏を返すと有名大学を卒業しても就活時に明確に得られるメリットは確実にエントリーシートを読んでもらえることだけです。
実際に就活をしてみてわかったことですが就活の面接では学生時代をどのように過ごして来たかについての方がかなり深く聞かれます。
大企業に入るために有名大学に入ったのに在学中に遊び呆けて、目標の大企業に就職できない方は想像より多いです。
私の周りでも有名大卒でも就活時に内定がでなかったり仕方なく地元の中小企業に就職したりしている例があります。
またごく稀にですが本当に与えられた問題を解くことしかできず、社会人適正がないと判断され就職できない方もいます。
厳密に言えば入社後の出世争いもそうですが、就活も含め有名大学卒の学歴だけでは大企業に就職し、金銭的メリットを得ることができない点は心に留めておいてください。
理由3. 大企業での入れても業務内容が合わない可能性がある
最後の有名大学に入っても幸せになれるとは限らない理由は大企業に入れても仕事をしている時間そのものが自身を不幸にする可能性があるからです。
これは少し贅沢な悩みかもしれませんが大企業で定時に帰れるホワイトな職場環境で働けてもその仕事自体が働く人を不幸にする可能性があります。
なぜなら仕事には向き不向きがあるからです。
もし本人が苦手で苦痛な仕事をしていると、どんなに定時で帰れるホワイト企業での1日8時間の拘束が発生するため週に40時間毎週嫌なことに取り組まねばならなくなります。
週40時間は中々な時間です。
嫌々週40時間仕事をすることに比べるとたとえ残業があったとしても自分が好きな仕事や得意な仕事に取り組める方が幸せを感じることができるでしょう。
学歴によって自身が選べる職場の幅は広がりますが、学歴と自身が好きな仕事に取り組めるかについては相関関係はありません。
大企業も良いですが農業が好きな方が農家をやっている方が幸福感の観点から見るとより幸せなのかもしれません。
自分が好きな仕事をできるという点に置いては起業している自営業の方がより幸せを掴めるチャンスは多いようにも感じます。(収入の安定性については事業内容をよく考える必要があります。)
以前ネットの記事ですが東大卒の方が勉強はできるのに就職の際に営業職を希望し、自身の能力と相性が悪く苦悩しているという記事を読んだことがあります。
この場合対面でコミュニケーションを取って売上を獲得する営業職ではなく、思考力を活かせる企画職や事務職だと大きく活躍できるかもしれません。
仕事は大卒でも22歳から65歳までの実に43年間を捧げる非常に存在感の大きいものです。
我々はお金を使って生活している以上社会との関係は切り離せず、必ず仕事と向き合う必要性が出てきます。
有名大学を出てもあくまでも就職できる企業の選択肢が広がるだけで、それ自体が自身の幸福を決定づけるものではないため自分の仕事は慎重に判断してください。
私たちが社会に属し、必ず働くことと向き合う必要がある点についても下記にまとめてあるので参考にしてください。
対策: どのような状態が自分にとって幸せか具体的に定義する
これまでの話で有名大学に入るだけでは幸せになれるとは限らないことがわかりました。
ではこの現状に対して私達は自身が幸せになるために具体的にどのように行動していけば良いでしょうか。
対策は2つあります。
1つめの対策は自身の幸せに対して具体的に定義を行うことです。
幸せになることが難しい理由はずばり、人それぞれで物の好き嫌いが異なり、幸せを感じる条件が異なるからです。
世の中は休日は外に出るのが好きな人もいれば家の中で過ごすことが好きな人もいます。
寿司が好きな人がいれば肉が好きな人もいるのです。
そのため、どのような時に自分が幸せを感じるのか具体的に定義しないと真の意味で幸せになることはできないと考えています。
自転車を漕いでる時に幸せを感じるのか野球を見るときに幸せを感じるのか、はたまた家でゲームをしている時に幸せを感じるのか、普段の生活で幸せを感じた時にその瞬間についてスマホなどにメモをしましょう。
どのような状態が幸せかゴールがなければ幸せにはなれないため具体的に定義を行い、なるべく幸せな時間が増やせるよう日々工夫していきましょう。
まとめ
本日は有名大学を入るだけでは幸せになれるとは限らない理由について解説しました。
学歴に関しては学歴そのものではなく、その大学に入学できた能力そのものに価値があり、かつその能力を活かして仕事をする事で初めてお金がもらえます。
そして薄々気付いているとは思いますが私が両親から教わってきた”良い大学に入れば幸せになれる”という言葉はまやかしです。
大学入学時に賢くても就活時にされる質問は大学在学中の話です。
大企業に入れたとしても出世できなければ給料は上がりません。
大企業の平社員より中小企業の社長の方がお金持ちなのです。
そして仮にお金持ちになったとしても幸せであるとは限りません。
裏を返すと大学受験を終え、学歴が決まった後でも自身の行動で人生の幸せは大きく変わります。
社会に入ればわかりますが私の同期にも上は東大から名前の知らない大学にまで様々な学歴の方がいます。
就活時の学歴フィルターに差はありますが社会人になった後は会社で上げた実績で評価されます。
大学入学時の実績である学歴という過去の指標に捉われずに今を幸せにできるように行動していきましょう。
また、他にも普段の生活で役立つテクニックをご紹介していますので興味のある方は以下のリンクからご覧ください。
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