国までおすすめする再現性の高い投資法(負けない投資)

ライフハック

本日は国までが推奨する再現性の高い投資法についてご紹介します。

投資は働かなくてもお金を稼ぐことができる反面、お金を減らす可能性もある上級者向けのものと考えていましたが、国が薦めるほど誰でも再現性高くお金を増やせる方法があり目からウロコでした。

「投資は自己責任」という言葉にもあるように投資には損をする可能性があり、記事にするかどうか悩むテーマですが、それでも紹介したくなるくらい皆さんの人生を良くする情報と考えておりますので是非ご覧ください。

また他にも普段の生活で役立つテクニックをご紹介していますので興味のある方は以下のリンクからご覧ください。

結論: 国が薦める投資は分散された投資信託の長期投資

結論からお伝えすると国が推奨する投資方法は広く分散された投資信託の長期投資です。

投資信託とはグーグル株やアップル株など1つの会社の株とは異なり複数の株をまとめた詰め合わせセットのことです。

投資信託Aを買うと、グーグルやアップルだけでなくアマゾンやソニーや任天堂の株も少しずつ買うことができるイメージです。

国はこういった投資信託を購入し、長期間保有し続ける投資を推奨しています。

分散された投資信託は15年以上待ち続けると高確率でプラスになる

ではなぜ国は広く分散された投資信託を長期間保有し続けることを推奨しているのでしょうか?

その理由は分散された投資信託を15年以上持ち続けると高い確率で増えるという統計データが出ているからです。

高い確率でお金が増えることを過去の歴史が証明してくれているため国としても全国民に実践してもらうべく、推奨しているわけです。

NISAは国民に長期投資をしてもらうための制度

国はNISAという制度を設けることで制度を通して国民に投資信託の長期投資を推奨しています。

NISAとは特定の金額までの投資にかかる税金を0にするという制度です。

通常では株や投資信託の売買益は20%の税金がかかるため、20%が0になるということです。

20%の税金が0円になるということで国の本気度が伺えますね。

しかもこのNISAという制度は2024年からは一定の金額までは国が推奨している適正なリスクの商品しか購入できないようになっているため、制度をきっかけに投資を始めた初心者でもハイリスク商品で大損することを防いでくれ、安心して投資を始めることができます。

長期投資は複利の力で加速度的にお金を増やせる

ではなぜ国は制度を用意してまで自信を持って国民に投資信託の長期投資を薦めることができるのでしょうか。

その理由は長期投資は複利の力で資産を増やすことができるからです。

「投資は自己責任」という言葉にもあるように投資においてリスクを完全に取り除くことはできませんがこの複利の力でリスクを抑えて資産を増やすことができます。

複利とは毎年一定の割合で資産が増える場合、1年目は5%資産が増えると2年目は5%増えた資産をベースにさらに5%増えるといったように年を経るごとに資産の増加幅が増えることを言います。

例として初年度の資産を1とし毎年1.05倍にする(資産が5%増える)時のケースを考えてみましょう。

1年目は1

2年目は1.05 (増加量0.5)

3年目は1.05×1.05=1.1025 (増加量0.525)

4年目は1.1025×1.05=1.157625(増加量: 0.57625)

5年目は1.157625×1.05=1.21550625(増加量: 0.6550625)

のように毎年5%ずつ増やしているはずなのに5年目には気づいたら増加量が6%増えている、これが複利です。

商品にもよりますが株や投資信託には利息を受け取ることができ、持ってるだけで毎年4〜5%ずつ資産が増えていくためこのように加速的に資産を増やすことができます。

複利は年数が長いほどより効果が大きくなるため5%増やすはずが10年目には12%、20年目には65%、30年目には182%ともはや2倍以上(100%以上)寝ているだけでお金が増やせます。

仮に30歳に投資を行い、60歳の定年退職の際には2倍以上の額で取り出せる計算になります。

かの有名な天才物理学者のアインシュタインも「人類最大の発明は複利」という名言を残しています。

それはど複利は爆発的な効果を秘めたお金の増やし方なのです。

例に上げた際には元本を1に固定して増加量を計算していますが長期投資の場合、元本も毎月積み立てて増やしていくためその増加率はとてつもないものになるでしょう。

投資の神様ですら叩き出せる年利は20%

ここまでお金を増やすためには年利とその期間の長さが重要であることが伝えてきました。

ここで皆さんに1つ知って帰っていただきたいことがあります。

それは投資の神様ですら年利は20%しか出すことができないということです。

この記事ではこれまで高い確率で利益を出せるということを趣旨にしていますが本来、投資はリスクのある行為であり、5%以上の利益を出すためにはさらに追加で何かしらのリスクを負わなければいけません。

全世界株か米国株を淡々と買い続ければ良いという記事の内容とは異なり投資家は日々、今後成長しそうな企業を調査し、売買を行い、いかにしてその年の利益を増やすか挑戦を繰り返しています。

そのいった状況の中で普段働いていて銘柄調査を行う余裕がない我々が持ち続けるだけで実現できる年利が4〜5%です。

裏を返すと年利が5%を越える投資に関してはただ持ち続けるだけでは安定して増えるとは限らず、追加で何かしらのリスクを取っている可能性があります。

投資の神様のウォーレン・バフェットが年利20%の利益を得たことがあるのはもちろん銘柄調査を行い、リスクを取って売買を行って利益を最大化しようとしたからです。

決して一つの銘柄を持ち続けたわけではありません。

安定して得られる年利は4〜5%であると耳をタコにして覚えておきましょう。

そしてこの安定した年利も15年以上の長期に渡って見た場合です。

数年単位で見た場合マイナスになることもあります。

世の中には安定して10%稼げるといった詐欺まがいの情報を流している方がいますがリスクなしに安定してできる方法はありません。

できるなら私もやります

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具体的な投資信託の買い方

購入する投資信託は全世界株か米国株

複利の効果の大きさはわかりました。後は年利4〜5%の投資信託を買うだけです。

では実際に投資信託を買う際にはどの投資信託を買えば良いのでしょうか。

答えは全世界株か米国株の投資信託です。

具体的にはemaxis slim 全世界株式 オール・カントリーかemaxis slim 米国株式 S&P500です。

全世界株は世界の優秀な株の詰め合わせパック、米国株はアメリカの優秀な株の詰め合わせパックをイメージしてもらえばわかりやすいと思います。

全世界株か米国株の投資信託を選ぶ理由はこの2つが統計的に15年以上保有し続けると高い確率でプラスになる投資信託だからです。

投資信託は銀行株を集めた物やAI関連株を集めたものなど構成銘柄を減らし何かに特化したものほど当たれば大儲けできるが外れると悲惨な結果になるリスクが上がります。

そのためテーマを絞った投資信託や個別の会社の株は当たれば良いですが外れることもあるため単に15年持ち続けるだけでプラスになる可能性が高いとは言い切れません。必ずリスクは発生します。

それに対し全世界株は先程お話しした通り全世界のパフォーマンスの高い株式を詰め合わせたもののため世界経済全体が衰退し続けない限り、長期の目線で見ると価格は上がり続けます。

米国株に関しても今現在の世界の株式の時価総額の6割はアメリカ株が占めており全世界株と同じくアメリカの株全体が衰退し続けない限りは長期投資で持ち続けるだけでプラスになるポテンシャルを秘めています。

このように広く分散が効いていてリスクが少なくなっており、かつ長期で見ると成長性が有望なため買うべき投資信託は全世界株か米国株なのです。

米国株を選ぶ場合はカントリーリスクの考慮が必要

米国株を選ぶ際は一つだけ注意すべきことがあります。それはカントリーリスクです。

カントリーリスクとは国そのものの政策政策変更や不景気により国全体の株価が下落してしまうリスクのことです。

全世界株は国そのものの分散も行なっているためカントリーリスクは発生しませんが米国株の投資信託はその名の通り米国株のみで構成されるためカントリーリスクが存在します。

トランプ大統領の就任時やウクライナ戦争がわかりやすいですが大統領が変わったり政策に変更があるとその国全体の株価は激しく上下します。

ここ数年は米国株が全世界株より強かったですが今後はインド株の成長の予測があるなど未来のことは誰にもわからないため自分が成長を見込めると思う株に投資してください。

筆者は未来のことは誰にも分からないと割り切り、全世界株を購入しています。

とにかく手数料が安いものを買う

全世界株か米国株の選択が終わったらあとはいよいよemaxis slimシリーズの投資信託を買うだけです。

ですがここで一つ疑問が湧くと思います。それはなぜ筆者がemaxis slimシリーズの商品を薦めているかという点です。

筆者がemaxis slimシリーズを薦めている理由はずばり手数料が安いからです。

投資信託は持ち続けていると商品を管理してくれている会社に対して信託報酬と呼ばれる手数料を払い続ける必要があります。

家賃のようなもので投資信託の維持コストですね。

emaxis slimシリーズは名前にslimという文字を冠している通りとにかく信託報酬を安くしようというコンセプトの商品なのです。

そのためどうせ買うならかかる手数料の安い商品を購入した方が良いということで筆者はemaxis slimシリーズをおすすめしています。

ではなんで筆者がここまで口酸っぱく商品を指定してまで手数料の話をしているかというと国が推奨しているNISAを使った長期投資にも落とし穴があるからです。

その落とし穴こそが投資信託の信託報酬、すなわち手数料なのです。

国が推奨しているNISAで購入できるリストの商品の中には実は手数料が高い物があります。(むしろ高い商品の方が多いなんてことまであるかもしれません。)

なぜ国が推奨しているものであるにもかかわらずNISAのリストに手数料の高い商品が含まれているかというとNISAのリストはあくまでも長期で見ると成長性の高い商品を集めたリストだからです。

ちゃんと成長性の高い商品が集まってはいるんです。そのため持ち続ければプラスになることには変わりありません。

しかし、手数料が高い商品も存在するため商品選びを間違えると手数料により多くの儲けが持っていかれ、他の商品よりも享受できる利益が少なくなってしまいます。

手数料が高いということは裏を返すとその投資信託を売っている銀行や証券会社が儲かるということです。

国も自国の銀行が儲からなくなるようなことをわざわざ行うことはできないというわけです。

我々は周りを周りは気にせず手数料の安いemaxis slimシリーズを買いましょう。

参考までに2023年現在のemaxis slimシリーズの米国株式 S&P500の信託報酬は0.0968%、全世界株式 オール・カントリーの信託報酬は0.1144%です。(全世界株の方が扱う株が世界中と少し多いため少し手数料が高いです。)

このように安い投資信託の手数料はだいたい約0.1パーセントです。

その一方で手数料(信託報酬)が1%以上の商品もザラに存在します。

手数料だけ毎年10倍も損するとなると長期投資の場合馬鹿にならない金額の影響を受けることがわかると思います。

買う投資信託の信託報酬は必ずチェックするようにしましょう。

株価が下がっても短期では売らず長期で買い続ける

今回のご紹介している投資信託の長期投資には一つだけ注意点があります。

それは長期ではプラスになる可能性が高くても短期ではマイナスになることもあるということです。

長期投資はあくまでも長期間で見たらプラスになる可能性が高い投資です。

そのため数年、悪い時は4〜5年のスパンで不景気が続き、株価が下がり続けることもあります。

投資を始めてすぐに景気が悪化し株価が下がり続けると、景気を良くなった時に買い戻そうと一時的に今持っている投資信託を売ったり、積み立てを止める人がいます。

しかし、投資信託を途中で売ったり積み立てを止める行為はNGです。

投資信託の4〜5%の年利は安い時に買った投資信託の値段が上がった時のことを前提に生まれています。

安い時にこそ買わないと値上がりした時の上げ幅が小さくなり儲からないのです。

投資において株価が長期間に渡って上がり続けたり下がりすることは低いです。

株価が高すぎたり低すぎたりする場合は世界各国の中央銀行が世に出ているお金の量を調整して景気を丁度良いものにしようとします。

そのため不景気も好景気も長く続くことはありません不景気も好景気も一定の間隔で繰り返されるものなのです。

株価は上げたり下げたりを繰り返しながら底値を上げていきます。

値上がりした時の上げ幅を減らさないために、広く分散された投資信託を積み立てている時は、景気に左右されず途中で売ったり積み立てを止まないようにしましょう。

投資の成績の良かった人の属性は亡くなっている人

皆さんは投資界隈では有名なこんな言葉をご存知でしょうか。

それは「投資の成績のよかった人の属性は亡くなっている人」です。

投資の成績の良かった人の属性第一位は何を隠そう既にこの世を去っている人なのです。

既にこの世にいない人はもちろん株の売買はできませんから下手に売り買いをせず商品を持ち続けることがどれだけ効率が良いかが伝わると思います。

ちなみは二位は「運用しているのを忘れている人」です。

どちらも全くもって何もしていませんね笑

投資信託の長期投資を始めたら下手に途中で売買を行わないようにしましょう。

まとめ

国がおすすめする再現性の高い投資は、全世界株か米国株の投資信託の長期投資です。

emaxsisシリーズの投資信託をNISAの優遇税制制度を利用し長期積み立てすることで複利の力を利用して高い確率で資産をプラスにすることができます。

国がNISAで税金を免除してくれている今こそ投資信託の積み立て投資を始めましょう。

また、他にも普段の生活で役立つテクニックをいくつか紹介していますので興味のある方は下記のリンクからご覧ください。

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