ゲームの育成システムから学ぶ人生の効率的な生き方

ライフハック

本日はゲームの育成システムから学ぶ人生の効率的な生き方について解説します。

ゲームを何気なくプレイしているだけでは気づかないですがその育成システムは非常に作り込まれています。

強いモンスターの育て方には我々が強い人材、優秀な人材になるためのエッセンスがつまっていますので優秀な人材になるために是非参考にしてください。

また、他にも普段の生活で役立つテクニックをご紹介していますので興味のある方は以下のリンクからご覧ください。

結論: 強い人材になるためには生まれ持った自分の強みを知り、伸ばす

まず結論について先にお話しします。

私たちが強い人材になるために必要なことはずばり、自分の強みを知り、伸ばすことです。

なぜなら人の性格や得意不得意は生まれた瞬間から異なっているからです。

世の中には絵が得意な人やサッカーが得意な人など様々な人がいます。

ですがそれ以前にせっかちな人やのんびりな人など皆それぞれ性格があり、スキルについて語るよりさらに前に物事の得意不得意があります。

この自身に生まれ持って備わった特性はどう頑張っても他人が真似することができない部分であり、他人に真似することができない部分を伸ばすことでこの世にない価値を生み出すことができます。

基礎を作る際にまず誰かの真似から入ることはとても大切なことですが真似をしているだけだとよりスキルの高い誰かの劣化になってしまうだけです。

故に、他の人に真似できない自分の強みを活かすことが自分の人生を豊かに過ごす秘訣になります。

この真実を如実に落とし込んでいるのが某モンスターゲームの育成システムです。

それぞれの得意なことの傾向は生まれた瞬間に決まる

ここからは実際にある某モンスターゲームの育成システムの解説を交えて人生の残酷な真実とその真実を踏まえた人生を効率的に生きるための個の能力の高め方をお話していきます。

まずは強いモンスターを育てるためのモンスター育成システムについてお話しします。

某ゲームではモンスターの能力は3値と呼ばれる種族値、個体値、努力値の値とそのモンスターの性格によって決まります。

種族値はそのモンスターの種族によって決まる能力値、個体値はその種族の中でも個体によって違う能力値、努力値は種族値、努力値を踏まえた上でさらに努力をする事で伸ばすことのできる能力値です。

例えば電気ねずみ一族なら足は早いけど他の能力は低く、また同じ電気ねずみ一族でも個体値が異なり電気ねずみAは攻撃が高く電気ねずみBは防御は高いと言った具合です。

元々攻撃が低い電気ねずみBでも努力をして攻撃の努力値を増やせばもともと攻撃が高い電気ねずみAの攻撃力を超えることができると言ったシステムになっています。

このシステムは一見努力値と呼ばれる概念が存在することで誰でも努力をすれば能力を伸ばすことができるといった明るいメッセージが込められているように見えますが実は非常に残酷な現実が表現されています。

それは努力値以外の残りの2値が生まれた瞬間に決まることです。

電気ねずみ一族に生まれると一族の種族値の合計は320です。

合計が700以上ある伝説のモンスターに対して種族値では天地がひっくり返っても勝てません。

人として生まれるとチーターに素の足の速さでは勝てないのです。

また個体値も種族値と同じく生まれた瞬間に決まります。

自分が攻撃が得意な電気ねずみになるかは生まれた瞬間に決まるのです。

また先程防御が高く生まれた電気ねずみBでも努力値を振れば攻撃を高くすることができるとお話ししましたが振ることができる値には上限があります。

つまり、生まれ持って攻撃が高い電気ねずみAが自身の攻撃の高さに気づき、攻撃に最大まで努力値を振った場合元々攻撃の努力値が劣る電気ねずみBが攻撃に努力値を振っても電気ねずみA以上の攻撃力を持つことはできないのです。

そのためモンスターゲームの世界ではより優秀な個体値のモンスターを手に入れるために大量の卵を産ませて、能力が低いモンスターは野生に返すという残酷な厳選という作業が行われています。

このように生まれ持った能力が高いモンスターを用意することが、モンスター育成では非常に重要なため、モンスターゲームの世界では優秀な個体値のモンスターの元々優秀な能力に対してさらにその能力を伸ばすために努力値を集中させることがセオリーになっています。

モンスターゲームのシステムから学べることは個々の特性は生まれた時に決まる部分が多いということです。

人間には必ず好き嫌いや得意な不得意があり、それは本人が元々生まれ持ったものや育って環境で備わったものなため変えられないものです。

そのため変えられないものだからこそ既に自分が持っている力を把握し、伸ばす必要があるのです。

元々苦手なことや好きでもないものに対して努力しても大成することは難しいです。

自身の得意なことを生かせる仕事ができるよう努力しましょう。

得意なことを見つける方法

①: 自覚なく褒められたことのメモをとる

では自分の得意なことを見つけるにはどうしたら良いでしょうか。

得意なことを見つける際に有効な方法は2つあります。

一つ目は自分が特段頑張っている自覚がなくても周りから褒められたことその都度メモを取ることです。

得意なこととは他人と比べて秀でている能力のことのため他の人と比較して始めて知ることができます。

この得意なことは往々にして本人は無自覚であることが多いため人に言われて初めて気づくことも多く、他人の意見がとても参考になります。

他人の目線のフィルターを通すと他者との比較の必要性と本人が気づきづらいハードルの2つを越えることができ一石二鳥なためチャンスが来たら積極的にメモを取るようにしましょう。

また得意なことに関しては友人に直接聞いてしまうのも手です。

互いの性格や得意なことに関して話し合って自身の得意なことのメモを取りましょう。

②: 頼まれてもないのに自然とやることを書き出す

2つ目の自身が得意なことを見つける方法は頼まれてもないのに自然とやることを書き出すことです。

自身が得意なことは往々にして誰に頼まれたわけでもないのに自然んと取り組んでいることであることが多いです。

私達が取り組むことは大きく分けるとお金や特定の目的のために嫌々やること(仕事や勉強など)と本人が望んで自然とやること(趣味やゲームなど)の2つに分けられます。

仕事や勉強は良い学歴や良い就職先、総じてお金という見返りのために行いますが趣味はお金という見返りがなくても自然と行うことです。

特に見返りがなくても行うことは少なくても自身がその行為を行うことが好きであったり行為そのものに負担を感じることがなく、①の”特段頑張っているわけでもないこと”であることが多いです。

そのため往々にして自身の得意なことが潜んでいる可能性が非常に高いのです。

例を上げると筆者の場合、漫画や映画やゲームを楽しむのはもちろんですが誰に頼まれたわけでもないのに自然と家計簿をつけたりします。私の場合非常に節約が得意です。

家計簿はつけたいから勝手につけているだけですが、世間一般で見るとには細かい数字の計算や定期的に帳簿をつけることが苦手で家計簿つけを苦痛に感じる人は少なくはないでしょう。

逆に筆者は部屋の片付けが苦手ですがこの点に関しても世の中には部屋の掃除が好きな人もたくさんいます。

このように無意識のうちに行なっていることにこそ他の人と比べて得意なことが潜んでいる可能性が多いため、得意なことを見つける際にはぜひ普段自然と取り組んでいることについて紙に書き出してみましょう。

まとめ

某モンスターゲームの育成システムから学べる人生を効率的に生きるための方法は「自身の得意なことを知り、伸ばすこと」です。

強いモンスターの育て方から学べる通り人間の得意とする能力の傾向は生まれた時に決まるため、得意なことを把握し、さらに得意な能力を伸ばそうとすることが重要です。

得意な能力は特段頑張っている自覚はないのに褒められたことをメモしたり、普段頼まれてもいないのに自然と取り組むことを書き出すことで知ることができます。

人生を効率的かつより良いものにするために、自身の強みを把握して日々伸ばしていきましょう。

また、他にも普段の生活で役立つテクニックをご紹介していますので興味のある方は以下のリンクからご覧ください。

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